付属中学校同窓会「武蔵野会」よりいただいたご案内の全文です。(2019.04.24)

同窓生の皆様

突然のご連絡で失礼いたします。
埼大附属中学同窓会・武蔵野会からのお知らせとお願いです。

この手紙は歴代の生徒会長又は学年代表幹事の方にお送りしております。
昭和40年卒～平成９年卒の方のお名前、ご住所は創立50周年記念武蔵野会名簿より、平 成10年卒～平成30年卒の方は名簿が存在しない為、附属中学校八坂副校長（元）と教職 員の方々にご協力頂き名簿を作成しました。記念名簿は約20年を経過しておりますし、そ の後の方々についても時間が経過しており、お名前、ご住所に不備があった場合は何卒ご容 赦頂きたいと思います。

武蔵野会会則には、会員と母校のむすびつきを保ち、会員相互の親睦をはかることを目的と する、とあります。会員は入会の際（卒業時）入会金として1,000円を納入し、武蔵野会は この経費をもって会則にある目的を果たすべく活用していくという事になりますが、残念な がら従来の活動は決して充分といえるものではありませんでした。

埼大附属中は昨年創立70周年を迎え、同窓会・武蔵野会も従来の体制を一新し附属中の更 なる発展に寄与すべく、より活動を活性させたいと考えております。

昨年11月に開催された武蔵野会総会で承認された活動計画をご報告いたします。

1.過去からの継続事項として、卒業生への卒業証書紙筒の贈呈

・新規施策として

2.会員相互の親睦をより深める為

周年同窓会開催時の経費補助を実施する。周年は20歳時、40歳、60歳とし、30,000 円（招待教師の経費相当分）を武蔵野会から補助する。 65歳時（卒50年）には附中校 章入り紅白饅頭を出席人数分補助する。
※周年同窓会開催時は開催の案内を事務局あてご連絡頂き、振込先等お知らせ下さい。

3.各界で活躍する母校出身者による講演会を定例開催する。

昨年は昭和41年卒業、岡本哲郎さん（三菱倉庫元社長、会長）にお願いしました。
（講師謝礼、関連経費を武蔵野会が負担）
対象は在校生、及び保護者、卒業生の希望者とし毎年11月末土曜日開催とし、附中HP にて事前告知し、参加希望者の申し込みを受け付けております。

≫次年度以降に向けた継続審議事項として以下の項目を検討して参ります。

1.武蔵野会としての最大の課題は、同窓生の方々と学校、武蔵野会との連絡手段の確保に あると考えています。

ご承知のように個人情報保護の観点から50周年記念時の名簿以 降、卒業生の名簿は存在しておりません。一方で各同窓生の中でＨＰ（ホームページ） を保持し、同級生同士の連絡を密に行っている年代が確認できるだけで12年代ありま。このＨＰを附属中学校ＨＰ内同窓会にリンクしていただくことにより非常に有効な 連絡手段を持つことにつながります。ＨＰの作成、維持は開設の初期費用、年間の維持費など経費がかかります。附属中ＨＰへのリンクを前提にこの費用の一部を一時金として補助することを検討して参ります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2.昨年の70周年記念事業の一環として、同窓会が主体となり募金活動を実施いたしました。

附属中ＨＰに内容を掲載しましたが残念ながら同窓生への認知度が低く、広く募金を集めるという結果には至りませんでした。今国立学校を取り巻く経済環境は非常に厳 　　しいものがあります。附属学校は国立大学への交付金から運営経費が配分されていますが、この大学への交付金が毎年減額されているのはご承知の通りです。又１クラスの少人数化（35人）が進み、附属中の入学者数も二年後には20名減となります。生徒数が 減員となっても教職員数、関連経費は縮小できず、環境は厳しさを増していきます。 このような状況の中、武蔵野会として学校側と相談しながら協力できる分野、事柄を検 　　討し附属中の発展に寄与していきたいと考えております。同窓生の方々からの幅広い支 援を得る為、"埼大附属中学100周年に向けた未来募金"（仮称）の創設を検討して参ります。使途については全て総会の決議に基づくものとし、寄付のご芳名は附属中学HPに掲載させていただきます。（開設口座はＨＰでご報告いたします）

3.　武蔵野会の安定的な運営を実現する為、入会金の改定を検討します。

現入会金1,000円 は過去数十年にわたり改定が実施されず、附属小学校の同窓会入会金5,000円とかけ離れたものになっております。尚且つ来年度から実施される、周年同窓会への補助、講演会め定例実施により単年度での赤字が見込まれます。来年度以降に予定される計画の実施に合わせ入会金の段階的な増額を検討して参ります。
　　（上記内容は附中ＨＰ内、同窓会に掲載しております）

以上附属中同窓会、武蔵野会の現況とこれからの活動計画をご説明しました。

これからの活動の参考にさせて頂きたく、同封の返信用のページをお読み取りいただき、現 状をご記入の上、五月下旬を目途にご返送いただければ幸いです。

平成31年４月

埼玉大学教育学部付属中学同窓会、武蔵野会